3. 『エッセンシャル思考』で「やらない」を決める

🌱 時間管理系の本命は『エッセンシャル思考』。まずこの1冊から。

エッセンシャル思考 書影 エッセンシャル思考 著:グレッグ・マキューン 🔖 大事なことへの集中

🥇 まず1冊ならコレ。「より少なく、しかしより良く」。育児中は全部できないから、本当に大事なことだけに集中する考え方。転職活動の絞り込みにも使えます。
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いや、これなんです。時間がない時代に必要なのって「どうやって時間を作るか」じゃなくて「何を捨てるか」です。この本で言われてることは「より少なく、しかしより良く」っていうコンセプト。本当にシンプルで「本当に大事なことの上位2割だけやりなさい。残りの8割は大事じゃない」ってことなんです。

もし転職活動を始めるとしたら、本当に大事なのって「職務経歴書のクオリティを上げる」と「志望企業の研究」と「面接対策」の3つだけだと思います。でも時間がないと、SNSで転職情報を集めたり、転職サイトをダラダラ見たり、関係ない資格の勉強始めたり…って無駄なことに流れがちです(採用面接で見てきた候補者さんの傾向です)。

この本を読んで「いや、ちょっと待て。本当に大事な3つ以外は全部捨てよう」ってなりました。そしたら時間の使い方が劇的に変わったんです。例えば「転職の情報を最新でキャッチすることは、本当に大事か」って問い直すと「いや、いまSNSで拾える情報なんてほとんど役に立たない。それより志望企業の研究を深める方が100倍大事だ」って気づく。そういう「捨てる」という判断ができるようになるんです。

育児と仕事の両立を考える時も、このエッセンシャル思考が超重要です。「子どものためにやらなければいけないこと」と「自分がやりたいこと」と「仕事」って3つの領域があるんですけど、全部を完璧にはできないんです。だからこそ「各領域で、本当に大事な2割は何か」を問い直す。育児では「子どもの健康と安全」が大事な2割で、「完璧な栄養管理」とか「知育玩具での教育」みたいなのは、まあなくてもいいかな、って判断できる。転職活動では「志望企業研究と職務経歴書」に絞り込む。そういう判断ができると、限られた時間の中でも優先順位が明確になるんです。

採用担当として見ていると「優先順位が明確な人」ってのは、本当に高評価なんです。例えば「応募企業を絞ってます。理由は『私のキャリアに合う企業』に限定してるからです」みたいに説明できる人と「とりあえず条件がいい企業いっぱい応募してます」みたいな人では、説得力が全然違うんですよね。前者は「自己分析ができてて、企業選びも戦略的」って印象で、後者は「時間を無駄に使ってる」って印象になっちゃう。

4. 『時間術大全』で細切れ時間を活用

とっぱらう(新装版 時間術大全) 書影 とっぱらう(新装版『時間術大全』) 著:ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー 🔖 時間の使い方

その日のハイライトを1つ決める」という手法が育児中にドンピシャでハマりました。今日は書類1枚だけ書く、それだけ。
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というか、これはね、実用的なんです。著者のジェイク・ナップはGoogleとGoogle Venturesで10年、ジョン・ゼラツキーはYouTubeとGoogle Venturesの出身。実際に忙しい人の時間術が詰まってるんです。「集中力を持続させるには運動が必要」とか「移動時間の過ごし方で1日が決まる」とか、科学的根拠がしっかりあるんですよね。

特に参考になったのが「毎日1つのハイライトを決める」っていう手法です。この本の中で「1日の中で『今日、これだけは成し遂げたい』という1つのハイライトを決めろ」って言ってるんですけど、育児がある状況だと、これが本当に有効なんです。

双子の育児をしながらの転職活動って、1時間とか2時間のまとまった時間はほぼ不可能なんです。でも「今日のハイライトは『面接質問の回答をGoogle Docで5個完成させる』」とか「今日のハイライトは『志望企業の業界分析を1時間かけてやる』」みたいに1つに絞ると、その1つのために細切れ時間を活用できるんです。

例えば「今日のハイライトは職務経歴書の完成」って決めたら、朝のお昼寝時間に30分、お昼寝時間に20分、夜寝かしつけ後に1時間、みたいに細切れ時間を集中させることができるんです。これが「今日の目標は何か決めてない」状態だと、時間があると「SNS見ちゃおう」とか「育児の情報サイト見ちゃおう」みたいに、意識が散漫になっちゃう。

この本のもう1つ大事な概念が「スマホのデトックス」です。育休中って、特にSNSを見ちゃいがちなんですよね。「転職情報をチェックしなきゃ」「世の中のワーママの状況を知りたい」みたいな理由でついついInstagramやXを開いてしまう。でも実際は「SNSの転職情報より、転職エージェントのメールの方が有用」だし「他のワーママの状況を知ってもストレスが溜まるだけ」なんです。だからこそ「育休中はSNSを見ない時間を決める」って工夫が有効です(育休中の転職活動タイミングと合わせて読むと、時間の使い方が明確になります)。

5. 『ずるい仕事術』で疲れても動ける仕組み

佐久間宣行のずるい仕事術 書影 佐久間宣行のずるい仕事術 著:佐久間宣行 🔖 疲れても動ける仕組み化

疲れていてもできることだけ」を事前に決める仕組み化の本。育児疲労時の転職準備にそのまま使えました。
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これはね、育児と時間管理の組み合わせで本当に役立つんです。佐久間さんは「テレビ番組プロデューサーとしてめっちゃ忙しい中で、どうやって創造的な仕事をしてるのか」っていう話をしてるんですけど、育児の世界にも応用できるんです。

この本の核は「疲れてても動ける仕組みを作ること」なんです。例えば「良い状態の時に、悪い状態の時用の手順書を作る」みたいなことですね。育児と転職活動で疲弊してる状態の時に「さあ、ここから職務経歴書を完成させるぞ」って思っても、頭が動かないんです。だからこそ「疲れてる時用の作業フロー」を用意しておく。例えば「疲れてる時の転職準備:志望企業の企業情報をスマホで見直す(15分)→面接質問Q&Aを音声録音する(15分)→職務経歴書の誤字チェック(10分)」みたいに、「疲れていてもできることだけ」をセットで用意しておくんです。

あと「余白時間の作り方」ってのが、この本の面白いポイントです。佐久間さんは「余白時間=なんでもない時間=が実は創造性を生む」って言ってるんですけど、育児中だと「余白時間」ってなかなかないんですよね。だからこそ「意識的に余白時間を作る工夫」が大事です。例えば「毎日15分、赤ちゃんが起きてても『今は自分の思考時間』と割り切る」みたいなことですね。その15分でゼロから職務経歴書を完成させることはできないけど「今日のハイライトのために集中する時間」として機能するんです。