産休に入って本を読みまくった話
2025年に産休に入ったんですよ。双子を妊娠中で、大きなお腹を抱えながら「あ、やっと時間ができる」って思ったんです。産前の産休期間と育休初期、授乳しながら・お昼寝の隙間に・夜21時以降に、ひたすら本を読みました。
で、気づいたら1年間で42冊読んでたんですよね。自分でもびっくりしました(笑)。電子書籍を使い始めたのが大きくて、授乳しながら片手で読めるのはマジで革命でした。
せっかく読んだので全部記録しておこうと思って。ジャンル別にまとめたので、気になる本があれば楽天かAmazonで見てみてください。おすすめ度は★5が最高です。
💼 転職・キャリア系(11冊)
採用担当として転職者を何百人も見てきた私が、「転職する側」として読んだ本たち。採用側の目線とうまく重なってくる部分が多くて、読んでて「あ、そういうことだったのか」ってなる本が多かったです。
「マーケットバリュー」という概念を知ってから、自分の市場価値を冷静に評価できるようになりました。採用担当として候補者を見ていた時の感覚と完全に一致する。これは絶対に読んでほしい1冊。
仕事の幸福度を上げる7つの要素が科学的なデータに基づいて書かれていて、「なんとなく合わない」という感覚を言語化するのに役立ちました。育休中の自己分析にめちゃくちゃ使えます。
娘へのメッセージという形で書かれていて、自分のキャリアの核となるものを整理する方法が具体的。育休中に何度も読み返しました。
「好きなこと×得意なこと×大事なこと」の3軸フレームワーク。転職の軸を言語化するのにシンプルで使いやすい。
付属のWEB診断で自分の強みトップ5を知れる。「採用担当として候補者の強みを引き出してきたのに、自分の強みを知らなかった」というのが恥ずかしくなった(笑)。
100年時代の人生設計。転職を「一度だけの選択」ではなく「人生の中の複数ある選択のひとつ」と捉えられるようになりました。
他にも:働き方の哲学(村山昇)★★★☆☆ / 転職と副業のかけ算(moto)★★★☆☆ / キャリアづくりの教科書(徳谷智史)★★★☆☆ / ニューエリート(ピョートル・フェリクス・グジバチ)★★★☆☆ / 佐藤可士和の超整理術(佐藤可士和)★★★☆☆
💰 お金・FP系(8冊)
双子育児でお金がかかるのは分かってたので、産休中に一気にお金の勉強をしました。転職したら年収が変わる可能性もあるし、ちゃんと知っておかないといけないなと。
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うの5つの力。双子の保育料を計算しながら読んだら危機感が半端じゃなかった(笑)。お金の勉強の入口としては最高の1冊。
FP3級取得のために読んだ参考書。合格率70%なので産休中にちょうどよい難易度。実際の試験に直結する内容でコスパ最高でした。
他にも:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元・大橋弘祐)★★★★☆ / 投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人)★★★★☆ / ジェイソン流お金の増やし方(厚切りジェイソン)★★★☆☆ / はじめての人のための3000円投資生活(横山光昭)★★★☆☆ / お金の超基本(坂本綾子)★★★☆☆ / 新・臆病者のための株入門(橘玲)★★★☆☆
💭 メンタル・自己啓発系(10冊)
産後のメンタルって、思ってた以上に揺れるんですよ。「自分は何がしたいのか」「育休明けに戻れるのか」って不安が常にあって、この系統の本がとにかく支えになりました。
「課題の分離」という考え方が、転職への不安を整理するのにすごく役立ちました。「他人の課題」と「自分の課題」を分けて考えることで、余計な心配事がスッと減った感じ。
産後の「罪悪感」「不安」「比較」に真正面から向き合える本。双子の夜泣きで眠れない夜に読んで何度も泣きました(笑)。
他にも:マインドセット(キャロル・ドゥエック)★★★★☆ / 夜と霧(V・E・フランクル)★★★★☆ / マンガでやさしくわかる認知行動療法(玉井仁)★★★★☆ / 「毒親」の正体(水島広子)★★★★☆ / 1分間瞑想法(吉田昌生)★★★☆☆ / 「気にしない」習慣(植西聰)★★★☆☆ / 空腹こそ最強のクスリ(青木厚)★★★☆☆ / LIFE SPAN(デビッド・A・シンクレア)★★★☆☆
⏰ 時間管理・習慣系(8冊)
産休・育休中で時間があるようで全然ないんですよ(笑)。育児しながら転職活動の準備をするには、時間の使い方を根本から見直す必要があって、この系統をたくさん読みました。
「より少なく、しかしより良く」。育児中は全部できないから、本当に大事なことだけに集中する考え方。転職活動の絞り込みにも使えます。
「その日のハイライトを1つ決める」という手法が育児中にドンピシャでハマりました。今日は書類1枚だけ書く、それだけ。
他にも:限りある時間の使い方(オリバー・バークマン)★★★★☆ / 朝1分間、30の習慣。(マツダミヒロ)★★★★☆ / 習慣の力(チャールズ・デュヒッグ)★★★☆☆ / ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣(ジェームズ・クリアー)★★★☆☆ / スマホ脳(アンデシュ・ハンセン)★★★☆☆ / 読書という荒野(見城徹)★★★☆☆
👶 ワーママの生き方系(5冊)
「働き続けていいのか」という迷いを消してくれた本たち。産後に感じる罪悪感や葛藤を、先輩ワーママたちがどう乗り越えてきたかを知れて、何度も励まされました。
Meta(旧Facebook)COOが書いた女性のキャリア論。「テーブルに座り続けること」の大切さを説いていて、育休中に読んでよかったと思えた1冊。
ジャーナリストの治部れんげさんが、アメリカの共働き52組へのインタビューから描く、夫婦の役割分担を性別で固定しないスタイル。読むと「わが家も再設計できる」と思える本。
他にも:なぜ共働きも専業もしんどいのか(中野円佳)★★★★☆ / ワーママはるのライフシフト習慣術(尾石晴)★★★☆☆ / 解縛—母の苦しみ、女の痛み—(小島慶子)★★★☆☆
📊 42冊を5カテゴリ別に、おすすめ度ランキング
同じカテゴリ内で、どの本が特におすすめかを整理しました。育休の時間が限られている場合は、この順番で読むことをお勧めします。
1位★★★★★ 転職の思考法(北野唯我)
2位★★★★★ 科学的な適職(鈴木祐)
3位★★★★★ 苦しかったときの話をしようか(森岡毅)
…その他8冊
読む時期:育休中盤~後期。転職の軸が定まってから読むと、より実践的な知見が得られます。
💰 お金・FP系(8冊)
1位★★★★★ 実践的なお金の教科書(中野晴啓)
2位★★★★☆ つみたてNISA完全ガイド(田中唯)
…その他6冊
読む時期:育休初期~中期。育給の計算や育児費用の見積もりに即実装できます。
💭 メンタル・自己啓発系(10冊)
1位★★★★★ 嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健)
2位★★★★★ 反応しない練習(草薙龍瞬)
3位★★★★★ 鋼のメンタル(百田尚樹)
…その他7冊
読む時期:育休全期間、特に落ち込んだ時。繰り返し読み返すことで心が支えられます。
⏰ 時間管理・習慣系(8冊)
1位★★★★★ 自分を操る超集中力(メンタリストDaiGo)
2位★★★★☆ 習慣の力(チャールズ・デュヒッグ)
…その他6冊
読む時期:育休後期~復職前。限られた時間で最大の成果を出す工夫を学べます。
👶 ワーママの生き方系(5冊)
1位★★★★★ LEAN IN(シェリル・サンドバーグ)
2位★★★★☆ 稼ぐ妻・育てる夫(治部れんげ)
…その他3冊
読む時期:育休初期と後期に分けて。最後に読むと「自分の選択に確信」が持てます。
📅 育休何ヶ月目に何を読むか:推奨スケジュール
42冊を全部読むのは難しいので、育休の段階に応じたおすすめ読書スケジュールを提案します。
| 育休期間 | 心身の状態 | 優先すべき本のテーマ | このブログ記事から選ぶ | 読む冊数目安 |
|---|---|---|---|---|
| 出産~3ヶ月 | 体力回復期。心は不安定。夜泣きで睡眠不足。 | メンタル・自己啓発系。短編・エッセイなど読みやすい本。 | 嫌われる勇気、反応しない練習、ワーママエッセイ | 3~4冊 |
| 3~6ヶ月 | 心に余裕が出始める。赤ちゃんのリズムが整い始める。 | お金・FP系。転職・キャリア系の軽めのもの。 | つみたてNISA関連、転職の思考法 | 4~5冊 |
| 6~9ヶ月 | 復職が視野に入る。心に確度が出始める。 | 転職・キャリア系(深い本)、時間管理系。 | 科学的な適職、自分を操る超集中力 | 4~5冊 |
| 9~12ヶ月 | 復職間近。最後の心の整理期間。 | ワーママの生き方系。人生観に関わる本。 | LEAN IN、稼ぐ妻・育てる夫、ワーママ論 | 3~4冊 |
💡 「時間がない育休」で本を読む工夫
42冊読めたのは、いくつかの工夫があったからです。同じく育休中のワーママへのTipsです。
✅ 電子書籍を活用する(これが最強です)
Kindle、楽天Kobo、Apple Books等を使うことで、授乳しながら片手で読める。これなしに42冊は読めませんでした。寝かしつけ中、トイレの中、どこでも読めます。
✅ オーディオブック + 移動時間の活用
電子書籍がどうしても読めない時は、Audibleで音声化。抱っこ紐での移動、散歩中、家事の最中に「聴く読書」。倍速再生で時間も短縮。
✅ 「完読」を目指さない。ページ数の短い本から始める
育休初期は、数百ページの本より100~200ページの本から。新書は最高です。完全に読了できなくても、その本の「核となるメッセージ」を拾えればOK。
✅ 読書会・Twitterコミュニティに参加する
一人で読むより、他のワーママの読後感を聞くことで、本の価値が倍になります。また「読了」というモチベーションも生まれやすい。
🎯 42冊から得た「4つの大きな気づき」
42冊読んで一番学んだのは「自分の軸を持つこと」だったかもしれません。育休という時間を使って、ここまで自分と向き合えたことは財産になりました。
気づき1:「やりたいこと」は育休中の自分と向き合う中で見つかる
採用担当時代、「やりたいことが見つかりません」という相談をよく受けました。でも育休中、赤ちゃんのお世話をしながら本を読み、親として子どもの前にどんな大人でいたいかを考えることで、初めて「自分は何がしたいのか」が見えてきたんです。
気づき2:「お金」を学ぶと、人生の選択肢が増える
育児費用、保育料、住宅ローン…。ワーママとして直面するお金の問題に向き合うことで、「転職しかない」ではなく「複数の選択肢がある」という柔軟性が生まれました。
気づき3:「メンタル」こそが転職成功の最大要因
メンタル・自己啓発系の本を読んでいると、面接での話し方や職務経歴書の書き方に、自動的に自信が現れるんです。メンタルが整うと、言葉や行動も整う。
気づき4:「他のワーママの選択」を見ると、自分の選択が肯定される
ワーママ系の本やエッセイを読むことで「あ、みんな迷ってるんだ」「あ、こういう選択もあるんだ」という多様性が見えてきます。その多様性が、自分の選択に確信をもたらします。
同じく育休中に何をしていいか迷っているワーママの参考になれば嬉しいです。
各本の楽天・Amazonボタンからそのまま購入できます。アフィリエイトリンクになっており、購入いただくとこのブログの運営支援になります。ありがとうございます!