産休に入って本を読みまくった話

2025年に産休に入ったんです。双子を妊娠中で、大きなお腹を抱えながら「あ、やっと時間ができる」って思ったんです。産前の産休期間と育休初期、授乳しながら・お昼寝の隙間に・夜21時以降に、ひたすら本を読みました。

で、気づいたら1年間で42冊読んでたんですよね。自分でもびっくりしました(笑)。……と言っても、これは時間のあった産休だからできたこと。今これを読んでいるあなたが、同じ数を読む必要はまったくないです。電子書籍を使い始めたのが大きくて、授乳しながら片手で読めるのは本当に革命でした。

ただ、双子だと授乳も寝かしつけも抱っこ散歩もエンドレスで、目で文字を追うのすらしんどい時間帯があって。そういうときは聴く読書(Audible)に救われました。無料体験もあるので、合わなければやめればいいくらいの軽い気持ちで試すのもアリです(最新の条件は公式でご確認を)。

せっかく読んだので全部記録してます。ただ正直、復職の判断に効いたのは各ジャンル数冊。なので各ジャンルは「みぃの本命」を先に出して、読んだ本はそのあとにぜんぶ並べました。気になる本は、書影や各ボタンから、楽天・Amazonで見られます。

42冊
2025年 産休〜育休中に読了

転職・キャリア系(11冊)

🧭 転職系の本命は『転職の思考法』。「マーケットバリュー(市場価値)」という考え方だけ持ち帰れればOK。転職するか迷い始めた一番手前の人向けです。

採用担当として転職者を何百人も見てきた私が、「転職する側」として読んだ本たち。採用側の目線とうまく重なってくる部分が多くて、読んでて「あ、そういうことだったのか」ってなる本が多かったです。

転職の思考法 書影 転職の思考法 著:北野唯我 🔖 市場価値の考え方

🥇 まず1冊ならコレ。「マーケットバリュー」という概念を知ってから、自分の市場価値を冷静に評価できるようになりました。採用担当として候補者を見ていた時の感覚と完全に一致する。これは絶対に読んでほしい1冊。
→ こんな人に:転職するか迷い始めた“一番手前”の段階の人(もう転職先が決まっている人には少し物足りないかも)

ちなみに、この本で言う「市場価値」を実際に動いて確かめたくなったら、私が使ってみて正直どうだったかをまとめたエージェント比較もあるので、最初の一歩の参考にどうぞ。

科学的な適職 書影 科学的な適職 著:鈴木祐 🔖 科学的な適職診断

仕事の幸福度を上げる7つの要素が科学的なデータに基づいて書かれていて、「なんとなく合わない」という感覚を言語化するのに役立ちました。育休中の自己分析にめちゃくちゃ使えます。
→ こんな人に:「なんとなく合わない」をデータで納得したいタイプ

この7つの要素を自分にあてはめてみると、「次の職場で本当に確認したいこと」がだんだん絞れてきます。私が実際に登録して感じたエージェントの違いも、その確認材料のひとつになるかもしれません。

苦しかったときの話をしようか 書影 苦しかったときの話をしようか 著:森岡毅 🔖 キャリアの軸づくり

娘へのメッセージという形で書かれていて、自分のキャリアの核となるものを整理する方法が具体的。育休中に何度も読み返しました。
→ こんな人に:自分の強み・キャリアの軸を“言葉”にしたい人

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 書影 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 著:八木仁平 🔖 やりたいこと探し

「好きなこと×得意なこと×大事なこと」の3軸フレームワーク。転職の軸を言語化するのにシンプルで使いやすい。
→ こんな人に:「やりたいことが分からない」と止まっている人(ワーク多めなので手を動かせる人向き)

ストレングス・ファインダー2.0 書影 さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0 著:トム・ラス 🔖 強みの発見(診断付き)

付属のWEB診断で自分の強みトップ5を知れる。「採用担当として候補者の強みを引き出してきたのに、自分の強みを知らなかった」というのが恥ずかしくなった(笑)。
→ こんな人に:診断で自分の強みを客観的に知りたい人
※私が読んだのは新版(トム・ラス著・2017年)です。その後2023年に最新版(ジム・クリフトン著)も発売されました。WEB診断で強みを知れる基本は共通なので、これから手に取るなら、新品で見つけやすい最新版でも大丈夫です。

LIFE SHIFT 書影 LIFE SHIFT(ライフシフト) 著:リンダ・グラットン 🔖 100年時代の人生設計

100年時代の人生設計。転職を「一度だけの選択」ではなく「人生の中の複数ある選択のひとつ」と捉えられるようになりました。
→ こんな人に:目先より“100年単位”で働き方を考え直したい人

他にも:働き方の哲学(村山昇) / 転職と副業のかけ算(moto) / キャリアづくりの教科書(徳谷智史) / ニューエリート(ピョートル・フェリクス・グジバチ) / 佐藤可士和の超整理術(佐藤可士和)

📚 転職・キャリアの本をさらに詳しく:転職を考え始めたら読む本5選 →

お金・FP系(8冊)

💰 お金系の本命はこの1冊。迷ったら『お金の大学』から。投資をもうやっている人には基礎の内容なので、その人は飛ばしてOKです。

双子育児でお金がかかるのは分かってたので、産休中に一気にお金の勉強をしました。転職したら年収が変わる可能性もあるし、ちゃんと知っておかないといけないなと。

お金の大学 書影 本当の自由を手に入れる お金の大学 著:両@リベ大 🔖 お金の基礎(入門)

🥇 まず1冊ならコレ。貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うの5つの力。双子の保育料を計算しながら読んだら危機感が半端じゃなかった(笑)。お金の勉強の入口としては最高の1冊。
→ こんな人に:「お金の本、何から読めばいいか分からない」人の1冊目に(投資経験者には基礎すぎるかも)

FPの教科書3級 書影 みんなが欲しかった!FPの教科書 3級 著:滝澤ななみ(TAC出版) 🔖 FP3級の対策

FP3級取得のために読んだ参考書。合格率が比較的高めで、産休中でも挑戦しやすい難易度。実際の試験に直結する内容でコスパ最高でした。
→ こんな人に:知識を“資格”の形で残したい人(読んで知るだけでいいなら不要)

他にも:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元・大橋弘祐) / 投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人) / ジェイソン流お金の増やし方(厚切りジェイソン) / はじめての人のための3000円投資生活(横山光昭) / お金の超基本(坂本綾子) / 新・臆病者のための株入門(橘玲)

📚 お金の本をさらに詳しく:ワーママが読むべきお金の基礎本5選 →

メンタル・自己啓発系(10冊)

🌱 産後、気持ちがしんどい時の本命は『嫌われる勇気』。全部わからなくていい、「課題の分離」という考え方だけ持って帰れれば十分です。

産後のメンタルって、思ってた以上に揺れるんです。「自分は何がしたいのか」「育休明けに戻れるのか」って不安が常にあって、この系統の本がとにかく支えになりました。

嫌われる勇気 書影 嫌われる勇気 著:岸見一郎・古賀史健 🔖 不安の整理(課題の分離)

🥇 まず1冊ならコレ。「課題の分離」という考え方が、転職への不安を整理するのにすごく役立ちました。「他人の課題」と「自分の課題」を分けて考えることで、余計な心配事がスッと減った感じ。
→ こんな人に:人の目や評価がしんどくて動けないとき

反応しない練習 書影 反応しない練習 著:草薙龍瞬 🔖 心を乱されない練習

産後の「罪悪感」「不安」「比較」に真正面から向き合える本。双子の夜泣きで眠れない夜に読んで、何度も泣きました。
→ こんな人に:不安や比較で心がざわつく夜に

他にも:マインドセット(キャロル・ドゥエック) / 夜と霧(V・E・フランクル) / マンガでやさしくわかる認知行動療法(玉井仁) / 「毒親」の正体(水島広子) / 1分間瞑想法(吉田昌生) / 「気にしない」習慣(植西聰) / 空腹こそ最強のクスリ(青木厚) / LIFE SPAN(デビッド・A・シンクレア)

📚 メンタルの本をさらに詳しく:産後のメンタルに効いた本5選 →

📚 この辺りは活字が重め。私は寝かしつけの暗がりで、片耳イヤホンの耳読書(Audible)に逃がしていました。(※無料体験あり/広告を含みます)

時間管理・習慣系(8冊)

⏳ 時間術の本命は『エッセンシャル思考』。「より少なく、しかしより良く」だけ覚えて帰ればOK。育児中は全部できないから、ここだけで十分です。

産休・育休中で時間があるようで全然ないんですよ(笑)。育児しながら転職活動の準備をするには、時間の使い方を根本から見直す必要があって、この系統をたくさん読みました。

エッセンシャル思考 書影 エッセンシャル思考 著:グレッグ・マキューン 🔖 大事なことへの集中

🥇 まず1冊ならコレ。「より少なく、しかしより良く」。育児中は全部できないから、本当に大事なことだけに集中する考え方。転職活動の絞り込みにも使えます。
→ こんな人に:あれもこれもで手一杯、“やることを減らしたい”人

とっぱらう(新装版 時間術大全) 書影 とっぱらう(新装版『時間術大全』) 著:ジェイク・ナップ、ジョン・ゼラツキー 🔖 時間の使い方

「その日のハイライトを1つ決める」という手法が育児中にドンピシャでハマりました。今日は書類1枚だけ書く、それだけ。
→ こんな人に:1日にひとつだけでも前に進めたい人

他にも:限りある時間の使い方(オリバー・バークマン) / 朝1分間、30の習慣。(マツダミヒロ) / 習慣の力(チャールズ・デュヒッグ) / ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣(ジェームズ・クリアー) / スマホ脳(アンデシュ・ハンセン) / 読書という荒野(見城徹)

📚 時間管理の本をさらに詳しく:育休中の隙間時間に読める本5選 →

ワーママの生き方系(5冊)

👜 生き方系の本命は『LEAN IN』。「テーブルに座り続ける」という1点だけ持ち帰ればOK。米国事例が中心なので、日本の状況に置き換えながら読むと入りやすいです。

「働き続けていいのか」という迷いを消してくれた本たち。産後に感じる罪悪感や葛藤を、先輩ワーママたちがどう乗り越えてきたかを知れて、何度も励まされました。

LEAN IN 書影 LEAN IN(リーン・イン) 著:シェリル・サンドバーグ 🔖 女性のキャリア論

🥇 まず1冊ならコレ。Meta(旧Facebook)の当時COOだったシェリル・サンドバーグが書いた女性のキャリア論。「テーブルに座り続けること」の大切さを説いていて、育休中に読んでよかったと思えた1冊。
→ こんな人に:働き続けることに迷いがあるとき(米国の事例中心なので日本の状況に置き換えて)

ワーママはるのライフシフト習慣術 書影 ワーママはるのライフシフト習慣術 著:尾石晴(ワーママはる) 🔖 ワーママの人生設計

Voicyでも人気の尾石晴さんが、仕事・人間関係・子育て・お金・学びの5つを「自分の軸」で組み替えていく習慣をまとめた本。育休中に「これからどう働いて、どう生きるか」を考えるときの具体的なヒントが多くて、付箋だらけになりました。
→ こんな人に:復職後の毎日を具体的にイメージしたい人

他にも:なぜ共働きも専業もしんどいのか(中野円佳) / 稼ぐ妻・育てる夫(治部れんげ) / 解縛—母の苦しみ、女の痛み—(小島慶子)

📚 ワーママの生き方の本をさらに詳しく:ワーママ先輩の生き方に学ぶ本5選 →