みぃです、こんにちは。
育休中の人事担当者です。採用面接をしてきた側が「転職」を考えるって、なんだか変な話ですよね。でも今、ほんとに悩んでます(苦笑)。
このブログの最初の記事として、「なぜ育休中に転職を考え始めたのか」「採用側として知ってることと、転職当事者として感じることのズレ」をここまで誰も言わないような本音で書いてみようと思います。
ずっと走り続けてて、育休で初めて立ち止まれた
営業、事務、SNS運用、採用企画……いろいろな部署を経験して、いつの間にか人事をやることになってました。育休に入るまで「自分の働き方」について深く考える余裕、正直なかったんですよ。
産休直前も応募者対応をしてたし。2025年の秋に出産して育休入りしたんですけど、そこからようやく毎日のルーティンから解放されたっていう感じです。
育児、ほんとに大変です。双子なんで、24時間誰かを抱っこしてるか見守ってるか、お世話してるか。物理的にもう大変なんですが、ていうか不思議と頭を使う時間も出てくるんですよね。
夜中の寝かしつけで保育園の入園申し込みを眺めながら、ふっと「このまま会社に戻ってフルタイムで続けられるんだろうか?」って思ったんです。育児の現実を経験したら、それってもう他人事じゃなくなっちゃった。
採用側だからこそ気づいた「育休明け転職」の多さ
採用担当として3年以上、山ほどの転職者の書類を読んで、面接をしてきました。その中でずっと心に引っかかってたことがあります。
「育休明けに転職する女性、思ったより多いな」っていう実感。
データでも出てるんです。マイナビ転職の調査だと、育休中に転職を考えた女性は約57.1%。つまり2人に1人以上が育休中に「復職か転職か」で迷ってるわけです。それにさ、育休経験者のうち41.3%が転職・退職を実施または検討してるらしい。5人に2人以上が育休をきっかけに働き方変えてるんですよ。
面接で理由を聞くと、みんな「働き方を変えたい」「育児と仕事の両立が難しい」「テレワーク対応の企業に行きたい」。採用担当としちゃ「確かに分かりますね」って返すわけですが、自分がその立場になるとね……全然違うんです。知識と体験のギャップを、今ほんとに痛感してます。
採用現場で見た「育休ママの転職理由」パターン分析
3年間で見た育休明け転職希望者の転職理由を、私の経験から分類してみます。
- パターン①:テレワーク希望(約35%) - 「毎日出社では子どもの急な発熱対応が難しい」という理由で、完全在宅またはハイブリッド勤務の企業を探している。この層は、職種スキルは高いけど「働き方」で現職を離れる傾向
- パターン②:キャリアの再構築(約40%) - 「今までのキャリアの延長線ではなく、育児と両立できるポジションを探したい」。営業から企画職へ、マネジメントから専門職へ、など職種転換を志向
- パターン③:給与・福利厚生の改善(約20%) - 「育児費用が思ったより高く、もっと給与が高い企業を探している」。給料が目的というより、家計逼迫への危機感
- パターン④:企業文化・人間関係(約5%) - 「育児の事情を理由に、マタハラまがいの扱いを受けた」という負の経験から転職を決断
面白いのは、これら全てのパターンで共通する背景があることです。それは「育児の現実を経験することで、自分の人生における『仕事の意味』を問い直す」という現象。採用側にいた時は「転職理由:育児との両立」と職業的に理解してましたが、自分がその立場になると、その「問い直し」の深さが分かります。
採用担当として「制度」と「現実」のギャップを見て来た
採用側にいたからこそ、求人票と現実のズレを何度も見てきました。その経験が、実は転職を迷わせている大きな要因なんです。
例えば、採用担当として「育児支援制度充実」という文言を求人票に入れるわけですが、その実態は企業によってピンキリなんですよ。ある企業では「育休取得率100%、時短勤務制度あり」と書いてながら、実際のインタビューを聞くと「部署によって、復帰後の受け入れ体制が全く違う」という話が出てくるんです。
採用票には「テレワーク可」って書いてるのに、配属部門によっては「毎日出社が当たり前」という空気がある企業もあります。私が採用票を書く際も「テレワークは制度上可能ですが」と前置きしながら求人票を作成してたんですが、その際の「葛藤」がようやく理解できます。企業としては「嘘は言いたくない」「でも現実を全部書くと、応募が減る」という板挟み。その結果、微妙な表現になってしまう。
「制度がある」と「実際に使える」は全然別だった
今の会社にもテレワーク制度あるんですよ。制度上は「月5日まで在宅可」って書いてある。でも、うちの部署では「出社が当たり前」っていう空気が強いんです。
採用側にいたからこそ、その矛盾がよく見えるんです。求人票には「テレワーク可」って書いてるのに、部署によって全然運用が違う。他社の話ですけど「試用期間は毎日出社必須」とか後付けする企業もありますしね。
つまり「制度がある」ってことと「使える文化がある」って全く別なんです。採用票を作る側にいたからこそ、その矛盾に気づきました。で、その矛盾が自分に降りかかってくる怖さも、同時に感じてます。
双子が保育園に入ったら、どっちかが熱出す可能性だってあるでしょ。お迎えに行かなきゃいけない。毎日出社が当たり前の環境、ほんとに続けられるのか……。採用側として「大丈夫です」って候補者に言ってきたことが、自分の身に降りかかると、こんなに重いんです。
採用側だからこそ見える「転職のリアルさ」が迷わせる
それでも転職に踏み出せないのは、採用側だからこそ転職市場のリアルを知ってるからなんですよ。
育休明けすぐの転職希望者を採用する側の本音、ちゃんと知ってます。「この人ほんとに育児と両立できるのか」「また辞めるんじゃないか」って、心配するんですよ。マタハラまがいなことは言えないですけど、内心は警戒しちゃいます。
それにね、新しい会社に転職するって、人間関係をゼロから築いて、仕事もゼロから学んで、同時に双子の育児するわけじゃないですか。育休明けだけでも体力的に大変なのに、その上で新しい環境に適応する……。採用側として新入社員の研修を見てきた身だからこそ、その現実的な大変さが目に見えてしまう。
それでもこのブログを始めた理由
迷いながらも、ブログを始めようと思ったのは、ある気づきがあったからです。
「育休中ワーママが転職を考えるとき、採用側の視点で書かれた情報、ほぼないんじゃないか」って。
転職サイトには「育児と両立できる求人」とか「テレワーク推奨企業」って記事ありますけど、ほぼ求職者向けの前向きな情報に偏ってるんですよ。採用側が「何を見てるのか」「職務経歴書のどこで判断するのか」「テレワーク求人の実態」とか、採用担当だからこそ知ってることがほぼ発信されてない。
書類で何が重視されるのか、面接官が育休ブランクをどう見てるのか、テレワーク可って求人の実態ホントのところはどうなのか——そういうのを採用側の経験がある私だからこそ、ホンネで書けるんですよ。
同時に「転職当事者としての不安」も、等身大で書きたい。採用側の知識だけじゃなく、「育休中に転職で迷ってるワーママのリアルな感情」も、一緒に残しておきたいんです。
このブログで伝えたいこと
育休中に「復職か転職か」で迷ってるワーママへ。このブログを通じて伝えたいことがあります。
まず「迷ってるのは当たり前」ですよ。統計的にも育休中に転職を考える女性は約57%。あなたが迷ってるのって、特別じゃなくて多くの人が経験してるごく自然なプロセスです。ですよね?
次に「採用側の視点で情報を持つこと」の大切さ。転職活動するなら採用担当が何を見てるかを知ることで、準備の質がぜんぜん変わります。職務経歴書をどう書くべきか、面接でどんな質問されるのか、テレワーク求人の見極め方とか——そういう具体的な情報があると、判断や準備がすごく変わります。
そして「転職活動をしても必ず転職しなきゃいけないわけじゃない」っていう選択肢もあるんです。エージェント登録して情報集めて、面接受けてみても「やっぱり今の会社でいいや」って決断することだってあります。その過程で自分が本当に何を望んでるのか見えてくることもある。(個人の感想ですが)
ブログを開設する覚悟
このブログを開設することで、私も「覚悟」を決めました。採用側の立場を離れて、当事者として情報を発信する。その過程で、私自身の選択肢(復職か転職か)に向き合わざるを得ません。
でもそれが、実は多くのワーママにとって必要な情報源だと気づいたんです。採用側と当事者側の両方の視点を持つ人間だからこそ、「採用側は何を恐れてるのか」「当事者として何が本当に大変なのか」を同時に語れる。その「両視点」こそが、この転職ノートの価値だと思ってます。
このブログが発信する情報のジャンル
育休中ワーママへ向けて、このブログでは採用側の視点に立った転職情報を発信します。職務経歴書の書き方から、面接での質問対策、給与交渉の実際、テレワーク求人の見極め方まで——採用担当だからこそ知ってる、ホンネの情報を毎週配信する予定です。
採用担当として一言:「迷ってる時間も大切な時間」
採用側にいたからこそ、これだけは言いたいことがあります。「転職を迷ってるあなたは、決断が遅い人ではなく、丁寧に人生設計をしてる人」なんです。採用面接では「一度決めたら行動が早い人」を高く評価する傾向がありますが、人生の大きな転機では「迷う時間」も重要。私自身、今まさに「育休復職か転職か」で迷ってますが、その迷いの過程で、自分が何を大切にしたいのかが見えてきた感覚があります。応募書類の提出期限があるわけではないし、エージェント登録しても転職確定ではない。情報収集の過程で「やっぱり今の会社でいいや」って結論になるのもあり。むしろ、そうやって丁寧に決めた人の方が、入社後の満足度が高い傾向も面接の中で感じてます。
転職活動って一人でやるより、採用側の視点がある人のサポート受けると、ぜんぜん効率が違います。まずは情報収集から始めてみませんか?
▶ リクルートエージェント:採用側の大手だからこそ、企業のホンネを知ってます。ワーママ向け求人も充実してます。
▶ doda:テレワーク求人の検索が充実。育児と両立したい人へのサポートも手厚いです。