こんにちは、みぃです。

転職面接って、けっこう変なことを聞かれたりするんですよね。特に、子持ち女性(ワーママ)だと「お子さんは何歳ですか?」とか「ご主人のお仕事は?」みたいな、グレーゾーンな質問がよく出るんです。

これ、正直に言うと、面接で聞くべきではない質問なんですよ。でも、現実には聞かれる。採用側にいたときも、そういう質問をしてる面接官、見たことあります。そして、その質問が「採用/不採用の判断」に影響することもあるんです。

今回は「なぜ、こんなNG質問が聞かれるのか」「聞かれたときにはどう答えるべきか」「こういう会社とどう付き合うべきか」という、採用側の本音と実務的なアドバイスを書いてみます。

「お子さんは何歳ですか?」は、本来はNG質問です

まず、はっきりさせておきます。転職面接で「お子さんは何歳ですか?」「ご家族構成は?」「ご主人はどんなお仕事をされてますか?」という質問をするのは、採用面接のガイドラインではNG質問に該当するんです。

なぜなら、これらの質問は「家族構成や子供の有無を理由に採用/不採用を判断する」という就職差別につながりやすいから。厚生労働省も「面接時に聞いてはいけない項目」として、家族に関する質問を明記してるんですよ。

だから、本来は「聞かれるべきではない質問」なんです。それは多くの人事も知ってます。

違法な採用面接質問の罰則は、実は結構重い

ここから先がけっこう大事なんですよ。家族に関する質問をする企業って、採用関連の法律違反をしてることになるんです。

具体的には、職業安定法という法律に違反するんですね。で、その罰則って……6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金刑なんですよ。これは企業側が被る罰則です。採用担当者が「ちょっと聞いちゃった」では済まされず、会社全体が改善命令に違反すると、これくらいの罰則が来るんですよ。

つまり「家族に関することを面接で聞く」というのは、企業にとって法的リスクがある行為だということ。だから、ちゃんとした企業は、この質問をしないんですよ。

でも、採用担当はなぜこの質問をするのか……本音

なのに、実際には聞かれます。なぜか。

採用側の本音を言うと、面接官がこの質問をする理由は大きく2つなんです。

1つ目は「仕事との両立について、無意識に不安がある」ということ。

女性で子供がいると「育児と仕事、ちゃんと両立できるのかな」という懸念が、面接官の頭の中に、無意識に浮かぶんですよ。それが言葉になって、つい「お子さんは何歳ですか?」という質問になるんです。

特に、子供が小さい(保育園児や幼稚園児)場合、面接官の中では「あ、この人、急な休みが多いんじゃないかな」とか「夜間の仕事や出張ができないのかな」という心配が生まれるんですよ。その不安を、つい質問で確認したくなってしまう。

採用側の立場で正直に言うと、「採用して、すぐに育児を理由に辞められたら困るな」という思いが、面接官にあるんです。違法な差別心ではなく、単純な「ビジネスリスク」として見てるんですよ。

2つ目は「フランクな雑談として」という可能性です。

面接官が、あえて差別的な意図なく「あ、子供がいるんですね。何歳ですか?」という、雑談的なノリで聞いてることもあるんです。特に、面接官が女性で、自分も子持ちの場合、ついそういう会話になっちゃうんですよね。

ただし、これが「良い会社」か「悪い会社」かの判断基準になることもあるんです。ガイドラインをちゃんと理解してて、そういう質問を避けてる会社もあるし、無頓着に聞いてる会社もある。

そういう質問をしてきた採用担当者の心理

採用側にいたときに、実際に「子供の年齢を聞く面接官」と、そういう場面を目撃したことがあります。その面接官が、その後どう評価してたか、ってのも見てるんですよ。

子供が小さいと聞いて「あ、この人は朝の時間帯に子供を保育園に預けることになるから、朝8時出社は難しいのかな」と考える面接官。その情報をもとに「うちの会社は朝7時集合だから、難しいかな」と判断する人。

一見、ロジカルな判断に見えるかもしれません。でも、これって実は「子供がいる=採用は難しい」という、隠れた差別判断なんですよ。本来は「朝7時集合に対応できますか?」と直接聞くべき。子供の年齢ではなく。

採用側の本音としては「この質問をされたら、その会社がどのくらい『ワーママに対して理解がある』かを判断できる判断基準になる」ということです。

NG質問の例……他にはどんなものが

ちなみに、子供の年齢以外のNG質問、採用現場でよく見かけるのは:

・「ご両親は健在ですか?」(親族に関する質問)
・「実家はどこですか?」(本籍地に関する質問)
・「結婚の予定は?」(女性限定の質問)
・「何か宗教を信仰されてますか?」(思想信条に関する質問)
・「休日は何をされてますか?」(生活全般を探る質問)
・「ご主人の職業は?」(夫の職業で判断される可能性)

こういったものが、実は「採用面接では聞くべきではない質問」に分類されるんです。でも、採用現場では、けっこう普通に聞かれてるんですよ。

「お子さんは何歳ですか?」と聞かれたときの上手な答え方

では、実際に聞かれたときに、どう答えるべきか。

まず、重要なポイント:「答える義務はない」という意味です。採用面接では、法律的には「採用判断に必要な情報」以外は、答えなくていいんですよ。ただし、「答えたくありません」とぶっきらぼうに答えると、印象が悪くなるのも事実。

だから、上手い答え方は「情報を与えつつ、採用判断に影響させない」という戦略です。具体的には:

「子供は現在、保育園に預けており、育児と仕事の両立に支障はないと考えています」

このように「事実は答えるが、採用側の懸念(育児と両立できるか)に対して、先制的に安心感を与える」という答え方です。

こうすると「あ、この人、ちゃんと育児と仕事の両立について考えてるんだな」という印象を与えられます。同時に「何歳か」という個人情報は、最小限にとどめてる。

別の答え方としては:

「育児と仕事の両立を十分に考慮した上で、転職活動を進めています。朝8時〜夜10時までの勤務であれば、対応可能です」

みたいに「具体的な条件」で答えるのも、いいですね。採用側は「子供の年齢」ではなく「実際に働けるかどうか」を知りたいわけだから、その情報を直接提供すれば、子供の年齢という個人情報を出さずに済みます。

NG質問をしてきた会社への評価の仕方

で、ここからが重要な話。「この会社は、NG質問をしてきた」という経験は、その企業のワーママに対する向き合い方を判断する、重要な材料になるんですよ。

採用側にいたときに見てきたのは、採用担当者の質が「その企業の採用基準」に直結してるということ。つまり、採用面接でNG質問をしてくる企業は「ワーママの採用に慣れていない」「採用ガイドラインをちゃんと運用していない」という可能性が高いんです。

それは、入社後の働き方にも影響します。「育児を理由に時短勤務したい」と申し出たときに「え、でもうちの部署は難しい」とか「子供が病気で休みたい」って言ったときに「これ、3回目ですね」みたいな、細かい嫌がらせを受ける可能性があるんですよ。

だから、「NG質問をしてきた企業」は「ワーママに理解がない可能性が高い」という判断材料にして、内定をもらった後の条件交渉や、最終的な入社判断に活かすべき。

その質問に「どう応えるか」で、企業のレベルが見える

ちなみに、気になるのは「質問をされたときに、企業がどう反応するか」です。

例えば、私が「朝8時〜夜10時まで対応可能です」と答えたときに、採用担当が「あ、わかりました。では、その時間帯での勤務で、支障ありませんね」と、すぐに次の話題に移る企業。そういう企業は「実務的に考えている」良い企業の可能性が高いんです。

逆に「でも、できれば朝7時から来られませんか?」とか「夜遅くまで残ることもあるんですが、大丈夫ですか?」とか、さらに詰め寄ってくる企業。そういう企業は「ワーママの条件で働いてもらうのが、難しい」という本音が見えます。

採用段階で「ワーママである自分の条件」を、ちゃんと尊重されるかどうか。それは、入社後の待遇にも直結するんですよ。

もし違法な質問をされたら、ハローワークに通報できる

ここは本音で書きますね。もし面接で「家族に関する違法な質問」をされたら、応募者側はハローワークに通報することができるんですよ。職業安定法違反として。

実際にそこまでする人は、ほぼいないんですけど。法律的には可能なんです。採用企業のことを思うと「まあ、一度の質問くらいで……」って感じで、多くの人は流してしまうんですよね。でも、本気で違法行為だと感じたら、通報する権利はあるんですよ。採用担当の立場としても「あ、この会社、ちょっと危ないな」と感じたら、その企業の姿勢を評価する基準として、心に留めておくべき材料になります。

ワーママであることを「隠す」か「堂々と言う」か

最後に、複雑な問題。ワーママであることを、採用面接で「隠す」べきか、「堂々と言う」べきか。

採用側の本音は「最初から『ワーママです』と言ってくれた方が、評価しやすい」なんです。なぜなら、隠して採用した後に「実は育児があるから、残業はできません」みたいに後から条件が出てくるより、最初から「子供がいて、この時間帯は対応できません」と言ってくれた方が、採用側も計画が立てやすいんですよ。

だから、私の立場としては「ワーママであることは、隠さない。ただし『育児と仕事は両立できる』という強い意思を、合わせて伝える」というのが、ベストだと思います。

「子供は2歳の双子です。育児と仕事の両立のため、朝8時〜夜10時までの勤務を希望しています。その条件であれば、全力で貢献します」みたいに、事実と決意を、セットで伝える。

採用側は「この人、ちゃんと考えてるんだな」と感じます。

採用側の本音:子供の年齢より、仕事への姿勢が重要

正直に採用担当の立場から言うと、子供が何歳か、というのは「採用判断の重要な情報」ではないんです。重要なのは「この人が、どれだけ仕事にコミットできるか」「育児と仕事を両立させるために、どんな工夫をしてるか」「急な対応が必要になったときに、どう対処する気か」という、能力と姿勢なんですよ。

子供が2歳でも、ちゃんと育児と仕事を両立させてる人は、いくらでもいます。逆に、子供が高校生でも、仕事に全く集中できない人もいます。

だから「お子さんは何歳ですか?」という質問に対して、応募者が「年齢より、仕事への姿勢の方が重要です」という態度を見せることは、採用側にとって「あ、この人、採用側の思考を理解してるな」という好印象になることもあるんです。

📌 ワーママの転職では、こういう質問への対応も含めて、エージェントに相談するのが賢明です

リクルートエージェント:面接対策が充実。NG質問への対応方法など、実践的なアドバイスが受けられます。

doda:ワーママ向けの企業情報を多く持っており、「この会社は育児に理解がある」という企業の評判も教えてくれます。